プロ棋士5年目【芝野虎丸 七段】VS 囲碁AI強化学習5日目【GLOBIS-AQZ】

こんにちは!ひかるです。

昨日2019年7月19日にGLOBIS-AQZの二局目が行われました!
GLOBIS-AQZはGLOBIS、AQ、TRIPLE IZE、の3社で開発を進めている囲碁AIで、将来日本を代表する囲碁AIになるでしょう!

今回の対局は芝野龍之介二段のご兄弟である
芝野虎丸七段GLOBIS-AQZ

この対局は前回の仲邑菫初段との対局と対をなす形でセッティングされたもので、
プロ5年目の芝野虎丸七段に対し、GLOBIS-AQZは強化学習5日目のプログラムで対戦しました。

仲邑菫初段との対局はこちら

囲碁AI好きの僕としては目が離せません!

というわけで今回はその対局を解説したいと思います。
初級者の方にもイメージし易いように解説するので安心して読んでみてくださいね!

芝野虎丸七段 対 GLOBIS-AQZ

こちらが総譜になります。

黒 GLOBIS-AQZ (AI) 
白 芝野虎丸 七段

267手完 黒3目半勝ち

AQZは虎丸七段相手にリードをじっくり守りきる打ち方をしました!

ひかる

黒に弱い石が常にない状態が続いたことが今回の大きなポイントです!

5日目のAQZは前のバージョンに99%勝てる!?

5日目のGLOBIS-AQZは1日目の仲邑菫初段に完勝した前バージョンと対戦しても99%勝てるほどの強さになったと、開発者の山口さんは語られました。

ひかる

良くわからないくらい強いということが解った!(笑)

いや…ほんと、どれくらい強いかと言われたら例えがむずかしいですね。

レーティングにして1000ほどの差ということらしいですが、ドラゴンボールで言うなら天津飯魔人ブゥくらいの差でしょうか?(笑)

AIの力は本当にすごいですね。
かなりハイレベルになっていることは間違いないと言えそうです。

虎丸七段の独特な中央感覚が面白い!

実戦の内容を見ていきましょう。

まずは34~44手目、白番の虎丸七段の打ち方に注目です!
以下の白1~11と中央に力を込めています。

白1からの打ちまわしはかなり大胆な作戦という印象を受けました。

 

このように左下から下辺の黒はまだまだ確定地ではなく、
侵入できる可能性が残っているので、黒地を大きく囲われないために、固めて狙いを消さないように打ちたいと考えたからです。

しかし虎丸七段がこのタイミングで重視した狙いは別にありました。

白1で下辺の黒は少し固まりましたが、
黒の中央進出をけん制しつつ3と打つことで黒△の逃げ出しもけん制しています。

そして以下のように続くことで中央を大きく構想していることが解ります。

ひかる

黒6に対して白11と打つ手を「カタツキ」と言い、右上の黒に圧をかけながら中央側に力を入れる手になります。

AQZのコウからの打ちまわしに注目!好点を占めている!?

実戦59手目からのAQZの打ちまわしに注目です!

左下でコウになりましたね!

今までの囲碁AIのいくつかはコウが苦手という印象もあったのですが、そんな隙を見せない打ちまわしでした。

97手目までを見てみましょう。

左下のコウはしっかり解消し黒地になりました。

続いて左上は白地になりました。代わりに白△を取りながら黒が中央へ進出!
先ほどの白の中央構想はむずかしくなっています。

そして先着して黒△に打つことが出来たので、上辺もかなり黒地が増えそうです!

ひかる

仲邑菫初段との対局もそうでしたが、好点にまわる打ちまわしが凄いです!
気づいたら好点に打たれていたという印象が強い(笑)

GLOBIS-AQZと今後について

GLOBIS-AQZについて

どのようなAIでどんなプロジェクトなのか?
と気になった方はこちらの記事で解説しています。

気になった方は参考にしてみてください。

 

この対局のあと、開発者の山口さんは

来月の囲碁AIの世界大会では、優勝目指す。今の開発のペースならばできる

と自信を見せていました。

囲碁のみならず多くの技術で活躍が期待されるAIですから、日本の囲碁AIが世界一になって注目されたら良いですね!
今からとても楽しみにしています!

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