AI記事の評価値の閲覧方法と注意点、変化図の表示方法について
この記事ではAIの記事に関する評価値の閲覧方法や注意点について記載したいと思います。
本記事内の評価値について
記事で用いる評価値についていくつか説明をしていきます。
使っているAIは絶芸
使用するAIは「絶芸」、そして検討している機能は「絶芸検討」です。
そして絶芸検討の機能は中国ルール(コミ7目半)に則った評価値です。
一般的に対局に用いられるコミ6目半とはわずかに違います。
この点はアマチュアの方は気にしなくてもほとんど問題ありません。
また、絶芸検討はほとんど瞬時に評価して評価値を出しているので、例えば数万回探索させた評価値にくらべ少しブレ幅があります。
そのため数手間で評価値が小刻みに波打つ場面はほぼ互角の進行であると考えて良いと思います。
そして
今回の棋譜のコメントに表示されているものはすべて黒番の勝率です。
評価値の閲覧方法
各記事に貼っている総譜には各着手に対して評価値が記入されています。
PCからご覧の方は以下のように表示されます。
画面の幅を狭くすると以下のようになります。
スマホでご覧の方で上手く表示できない場合は、
少しお手数ですがスマホを横向きにして画面が横向き表示になったら記事を開いてみてください。
すると以下のように表示されます。
初手から白がわずかに良いが…
基本的にどの棋譜も初手の時点でわずかに白有利という評価になっていますが、白が有利と断定するものではありません。
現時点でAIが出している評価はやや白が有利かもしれませんが、AIも完全なわけではないのでとらわれ過ぎないようにしましょう!
棋譜に加えている変化図について
棋譜を再生していく途中
碁盤にA、Bというアルファベットが表示されます。
これはAが実戦図、Bは絶芸(AI)が示した変化図になります。
変化図を加えている着手の選出は主に
・そのときの手番側の評価値を大きく損ねた原因と考えられる着手
・評価値が50%を境に逆転した原因と考えられる着手
・個人的に気になった着手
となります。