【初心者必見】盤面の位置と地の出来やすさの関係を解説!
こんにちは!ひかるです。
今回は
「盤面の位置と地の出来やすさの関係」
についてです。
実は囲碁では碁盤の位置によって
地の出来やすさ(効率)は変わります。
囲碁は地の大きさを最後に相手と比べて
勝敗を競うものですから、
地について詳しく知ることはとても大事なことですね。
それでは見ていきましょう!
碁盤の位置を三種類に分けてみよう!
まず解説の前に碁盤の位置は
特徴ごとに三種類に分類できるため
まずはそれを紹介します!
以前の記事で碁盤の位置について詳しく解説しました。
そこでは大まかにこのようになっています。
これをもっとざっくり三種類にまとめると
このようになります。
この隅、辺、中央、という三種類が
今回解説する重要なポイントになります。
地を作る速さは「隅>辺>中央」
こちらの図をご覧ください。
それぞれ隅、辺、中央に9目の地があります。
※確定した9目の地を作るのに最小限の石数になっています
ここでそれぞれの場所の石数を数えてみましょう。
隅は6子、
辺は9子、
中央は12子使っていますね!
つまり
一番手数をかけずに地を作れるのは隅、
次が辺、最後に中央となるのです。
これは隅が一番地を作りやすく、
中央が一番作りにくいということです。
19路盤の最初の出だし
「地が作りやすい」ということは
比較的取られにくいとも言えます。
そのため19路盤ではこのように
空いている隅から打つのをおすすめします。
これは取られにくい隅に自分の石を置くことで
隅を拠点にして以下のように力を働かせようというものです。
この図からそれぞれの矢印が地の作りやすい
隅や辺の方に向っていることがわかります。
このような感じですね。
これを例えばもし辺から打とうとすると、
辺に打った石の力は周囲の辺と中央に向かいます。
辺や中央は隅に比べると地を作りにくいため、
扱いがむずかしいことは否めません。
![](https://i0.wp.com/hikarugo.com/wp-content/uploads/2019/01/ひかる 会話用 通常.png?resize=300%2C300&ssl=1)
辺や中央から打ってはいけない
ということはないのですが、おすすめは隅からです。
対局の例を見て確認してみよう!
対局の例をいくつか用意しました。
まず隅から打ち、そのあと辺に向っています。
棋譜は最後まで載せていませんが、
辺に展開したあと最後は中央に打ちます。
例外はもちろんありますが、基本的には
「隅→辺→中央」
の順に打ち進めていきます。
それを確認しながら見てください!
例1.三連星
例2.中国流
例3.小林流
![](https://i0.wp.com/hikarugo.com/wp-content/uploads/2019/01/ひかる 会話用 笑顔.png?resize=300%2C300&ssl=1)
三連星、中国流、小林流などは序盤の打ち方(布石)の名称です。
今後ブログでもあらためて紹介します!
このように隅を拠点にして辺に打ち進めていく方法を知っていると、
19路盤を学ぶときにスムーズかなと思います。
今回はここまで~
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