進まないのは、やってないのと同じ/Sakaya流囲碁上達法11
こんにちはSakayaです。
今回はどのような本を読むべきかについて書きたいと思います。
棋書の選び方
どの本読めば良いですかとよく質問される。
私は「自分が8割程度わかる本」と答えている。
強くなりたいと思っている人ほど、大量に本を持っている。
しかし、完璧に解ける問題集は何冊ありますか?と問いかけると、
一冊もないことが多い。
難しくて本が読み進まないのは、やってないのと同じ。
高すぎるハードルを目の前にしても、飛べなければ意味がないのだ。
一見すると簡単に見える問題集も、基礎的な問題を繰り返すには丁度良い。
あえて難しいものにチャレンジして自信を無くしてはならない。
問題が解ける→モチベーション上がる→さらに解く
この良いサイクルを回すのが最適なのだ。
(もちろんたまに難しい問題を考えるのは、止めない。むしろ素晴らしい)
難しいことをしないと強くならないと思っている人もいるだろう。
しかし、段階を上げて難しい問題を解ければよいのだ。
掛け算を解けないなら、まずは足し算を解けるようにする必要がある。
それと同じ理屈である。
「自分が8割程度わかる本」を選ぶ理由はここにある。
今、解けずに留まってしまっているのなら、今一度基礎を見直してみてはどうだろう。
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(執筆:Sakaya)
(編集:ひかる)