囲碁の世界大会へ/Sakayaエピソード4
こんにちはSakayaです。
今回は大学生~大学院生時代のエピソードです。
団長
学生時代囲碁が出来たおかげで、海外に3ヶ所も行くことができた。
渡航した国は、中国、イギリス、韓国である。
日中友好を目的に囲碁で交流を図る為、北京、上海、香港などを回って現地の学生と対局をした中国。
ケンブリッジ大学に1週間泊まり、世界大会に出場したイギリス。
どちらも興味深い経験だった。
それらの話は別の機会にするとして、
今回は私が日本の団長として出場した韓国での世界学生囲碁選手権の話をしたい。
日本の選手達と飛行機で韓国に渡った。
韓国に着いてパンフレットを見た瞬間、驚愕した。
日本選手欄の団長の枠、そこには
私の満面の笑顔が写しだされていたのである。
※当時の写真
すぐさま関東学生囲碁連盟に連絡した。
「いやー、大学4年生で1番年長ですし、向いていると思いますよ。」
私は閉口した。
他の国の団長はというと、
韓国は60代くらいの弁護士。
中国は40代の大企業の社長である。
我らが日本のSakayaは気づけば団長として挨拶をし、
1人特別な部屋で団長として君臨。
よくわからないが友好飲みとやらを他国の団長達と楽しくしていた。
※友好飲み→韓国でロブシャッ(Love Shot)と呼ばれるもので、グラスを持った腕と腕を回しあい一気飲みをする
思いがけない体験だったが、意外と勢いでなんとかなるものだ。
団体戦の結果としては散々で負けてしまったが、
今となっては良い思い出である。
※韓国のテレビで世界大会の中継をされていた。
※写真左は中国のプロの方
シェアハウス
私は人間より強い囲碁AI「AlphaGo」が出た衝撃で、ゲームAIに興味を持ち、修士に進学した。
修士は研究室に入り浸る為、千葉からでは遠い。
そこで、理科大囲碁部の4人のメンバーで理科大近くにシェアハウスを作り、そこで2年間共同生活を営むこととなった。
共同生活のメンバーは個性的で最高であった。
囲碁の某プロや、灘校出身の天才、のちの理科大囲碁部部長である。
そして、週末になれば理科大囲碁部の皆が集まる第2の部室のような扱いになっていた。
ここで、1つ読者に質問がある。
大学、囲碁部、4人、から連想されるものはなんだろうか?
そう、麻雀である。
(簡単すぎると思った方、申し訳ない)
そして、4人で生活していると、皿洗いがめんどくさい問題が発生する。
しかし、ここで妙案が降ってきた。
食洗機より先に自動麻雀卓を先に購入した上で、麻雀で負けた人が皿洗いをするという意見で一致したのである。
皆皿洗いをしたくない為、真剣に麻雀をする。
ああ、あの時上がった倍満が忘れられないのである。
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(執筆:Sakaya)
(編集:ひかる)