囲碁講師に必要な発想/Sakayaエピソード5
こんにちはSakayaです。
今回は講師経験の中で印象深かったエピソードを書きたいと思います。
負けず嫌いのあり方
私は、学生時代囲碁講師業を数カ所掛け持ちしていた。
日本棋院囲碁教室のアシスタントから、有楽町の囲碁教室講師、
某子ども教室講師、津田沼囲碁クラブ講師、地元の碁会所の講師等多岐に渡る。
(写真引用:津田沼囲碁クラブ)
勉学との両立は今考えると結構なハードスケジュールである。
しかし、生徒さん達は徐々に増え、成長していく。
感謝されるとなお嬉しいし、楽しい。
その為、ハードスケジュールでも特に辛いと感じたことは無かったのである。
そんな講師経験の中で、いまだに忘れられない生徒さんがいる。
「私究極の負けず嫌いなので、打ちません。」
という生徒さんがいたのだ。
なるほど、確かに打たなければ負けることは無い。
しかし、私の頭の中は「??」であった。
なら、「勝負事をしなければ良いのでは?」と思った。
しかし、囲碁の考え方を理解したり、学ぶことが面白いらしいのである。
ここから、囲碁1つとっても人によって、色々な面白さがあることを痛感した。
様々な関わり方があって良い。
院生という強さを求める世界にいた為、その発想が出てこなかった。
この生徒さんから、囲碁講師として必要な柔軟な発想を頂いたのである。
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(執筆:Sakaya)
(編集:ひかる)