自分の対局を再現できるようになる!ポイントや方法を詳しく解説!

こんにちは!ひかるです。

今回は
【自分の対局を再現できるようになる方法】
について紹介したいと思います。

高段者やプロの指導碁を受けたことがある人は、その人たちがついさっき打った碁を棋譜も見ずに並べ直す姿を見たことがあると思います。

100手くらいパパっと並べて検討してる姿に驚く方も多いですよね。というわけで

手数が多くて何度打っても覚えられる気はしない!
どうして覚えていられるの?

こんな疑問を解決しちゃいます!

対局再現に必要なのは暗記ではなく知識と思考

対局の再現は打ちながら暗記しているだろうと考える方も多いですが、実は全く違います。

重要なことは並べながら思い出すきっかけをつくるということです!

それに関わるものとして知識を持つことと思考するという行動があり、
具体的には以下の3つになります。

【打ち方の知識を増やす】

【判断基準、方針を持つ】

【対局中しっかり読む】

これらのポイントを意識することでかなり再現しやすくなります。
それでは順番に解説していきます!

打ち方の知識を増やす

これは例えば序盤なら定石の知識があれば

「右上は三々に入るあの定石だったな~」

という薄っすらとした記憶から、定石の知識と紐づけて思い出して再現できるようになります。

また、中盤になってくると石の接近戦が多くなります。
そうなると戦い方の知識が役に立ってきます。石の形や手筋などですね。

「ここは次に二目の頭をハネようと思ってオシたな~」
「そしたら相手が守ってきてハネは打てなくてノビて~」

という感じです。

 

  【使える知識を増やす】→【意識して打てる】→【思い出すきっかけになる】

 

ひかる

知識はすぐに増やそうとすると大変なので、コツコツ積み重ねることが大切です。

自分の考えに基準、方針を持つ

例えば「石の強弱」は碁を打つ上で非常に大切な考え方になります。
そしてそれに気を配れば打つべき場所は自然と限られてきます。

広い碁盤の中から打った手を思い出すために
そのとき何を大切にして打ったか?で候補をかなり絞ることが出来ます。

石の強弱のほかにも、AとBどちらの方が大きいかを周りの状況を見て考えたならそれをきっかけにして思い出せます。
つまり自分が何を基準にしてどんな方針を立てたのかを考えることが思い出すきっかけになるのです。

 

悪い例としては
相手の手に対して情景反射でテキトーに打ち返すこと。
これでは思い出すどころかほとんど考えていることになりません。

ちなみに実力がかなり高くなればそれでもそこそこ思い出せます。
しかしそれは知識や考え方が体に染みついているからできることなので、無意識にでも判断や方針を持たないことには到達しませんのでご注意を。

 

  【判断基準を持つ】→【対局中に方針をたてる】→【思い出すきっかけになる】

 

ひかる

常に自分の考えを持って打つと上達の面でもとても役に立ちます!

対局中は常に「読み」をする

これは多くのアマチュア級位者の課題ですが
先ほど挙げた「考え方」と同じくらい大切なものが「読み」です。

石が接近して難解な戦いになったとき、
もしほとんど考えなしで打っていたら、そのあとの変化を再現するのはかなりむずかしいでしょう。

しかし自分の読みの力を使って集中して考えれば、再現しようとしたときに期待や警戒した変化図と共に思い出せます。

頭の中のイメージとしては

「Aに打ちたかったけどこういう反撃をされたらつらいからBにしたんだ~」
「CはシチョウになるけどシチョウアタリがあるからDと変化したな~」

という感じです。

 

  【対局中しっかり読む】→【自分の考えが生まれる】→【思い出すきっかけになる】

 

ひかる

読みに関しては正確でなくてもOK!
なによりまず自分で読み、考えてから選択し、失敗や成功から学びましょう!

それぞれが関りきっかけになることも多い【まとめ】

まとめとしてもう一度再掲します。

【打ち方の知識を増やす】

【判断基準、方針を持つ】

【対局中しっかり読む】

これら3つはそれぞれに対して関わりながら思い出すきっかけを作ることも多々あります。

例えば読みをするために石の形の知識を用いた~とかですね。

そのためそれぞれをしっかり行えば再現できる手数は自然と増えていきます。

対局の再現は主に検討するために、つまり反省や研究をするために行うことが多いです。
再現が出来るようになることは上達にも強く結びついているので
上達を目指す方はこれらを行ってみるといいでしょう!

 

以上、自分の対局を再現できるようになる方法についてでした。

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