嫌がらせ万歳!?/Sakaya流囲碁上達法3

こんにちはSakayaです。
今回は囲碁で勝つために重要な考え方の一つを紹介します。

嫌がらせ

こんな見出しにして驚いたら申し訳ない。
実社会では、人に嫌がらせをすることは倫理的に良くないことであろう。

しかし、勝敗を決めるゲームは例えば
ポーカーなら、ブラフとして自分が大きく賭けて相手を揺さぶり降りさせる。
麻雀なら、相手の手が大きそうな時に早アガリを目指す。
というように、より自分が有利になるために相手が嫌がることをするのである。

囲碁においても、第1に考える必要があるくらい重要な概念である。
例えば、以下のような隅の図ではほとんど地の境界線が決まっているように見える。

多くのアマチュアは実戦では直感的に以下の黒1とアテて白2とするのではないか。

しかし、少しでも相手の弱点を見つけよう、
相手の嫌がるところはどこだろう?
そういう気持ちで探してみてはどうだろうか。例えば黒1のホウリ込み。

以下、黒5までで白を取ることができる。

こういった手段は囲碁の格言で「地中に手あり」と呼んだりする。

囲碁は相手の嫌がる所を突いていくゲームと言っても過言ではない。
どこに打てば相手が嫌がるかを考える。
自分が打たれたら嫌な所と言い換えても良い。

嫌がらせ万歳である。

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この記事は以下の担当で作成しています。
(執筆:Sakaya
(編集:ひかる

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