囲碁の投了・中押しの意味とタイミング【初心者の疑問を解決!】

こんにちは!ひかるです。

今回は
投了・中押しの意味とタイミング
をテーマにお話ししていこうと思います。

みなさんは囲碁の番組を視聴したり棋書を読むことはありますか?

それらを観たり読んだりしている方は
「◯◯手を持ちまして、黒番◯◯九段の中押し勝ちとなりました」
とか
「◯◯手 黒番中押し勝ち」
という言葉を目にすることがあると思います。

これはどちらかが負けを宣言(投了)し、勝敗が決まったことを意味しています。

ただ、その負けを宣言するタイミングってよくわかりませんよね。
そんな方のために今回は意味のほかに具体的なタイミングについても解説したいと思います!

この記事は以下のような疑問を解決します

  • 投了や中押しという意味を知ることができる
  • 投了のタイミングを知ることができる

投了の意味とは

投了とは
対局の途中に負けを認め相手に宣言することです。

囲碁は基本的には終局まで打ち整地をすることで地を比べ勝敗を決めますが、
投了をすることで途中であってもその場で勝敗が決することになります。

投了のタイミングについて

どのようなときに投了するのかというと大きく2つです。

  • 打ち続けても逆転することができないと判断したとき
  • なんらかの理由で戦意喪失または負けを認めたとき

このタイミングについては、厳密に決まっているものではありません。
江戸時代は囲碁を芸術として考える傾向があり、この投了のタイミングにも美しさを持たせるために形作るということが多いようです。

しかし現代では囲碁を競技として考える傾向が強くなってきました。
そのため江戸時代の頃のようにタイミングにこだわる必要はなくなりました。
極端な話ですが、自分が負けを認めない限りどんなに打ち続けても良いのです。

これをどう考えるかは人次第であり、潔く投了も良し、勝負として最後まであきらめないも良しというわけですね。

投了の方法は宣言をするかアゲハマを出す

投了の方法説明します。投了は大きく分けて2つです。

  • 「まけました」や「ありません」と言って自分の負けを宣言する
  • 自分のアゲハマを盤上に置き自分の負けを示す

どちらを使っても基本的に問題ありません。

個人的には宣言するほうが相手にとっても分かりやすく潔い感じがしますが、真剣勝負からどうにも悔しさがこみ上げてきて声を振り絞れないという方はアゲハマを盤上に置く方法も有力だと思います。

※投了の意思表示の仕方はマナーとしても大切です。こちらも参考にどうぞ

中押しの意味とは

中押しとは読み方を「ちゅうおし」と言い、
対局者のどちらかが投了したことにより途中で決着がついたことを意味します。

例えば黒番の人が負けを認め投了するとその時点で「白番中押し勝ち」となります。
逆に黒は「黒番中押し負け」となります。

テレビなどでは勝者側から「~中押し勝ち」と表記することが多いですね。

中押しのメリットとデメリット

中押しというシステムには間接的ににメリットとデメリットがあると考えています。
それを紹介していきます。

中押しのメリット

  • 一局が早く終わり、すぐ検討に移ったり次の対局が出来る時間効率の良さ
  • 気持ちの負担を軽くする(特に敗勢側)

時間効率ということですがそのままの意味ですね。
勝てばそれはそれで嬉しいですし負けたとしても時間が浮くので、検討やもう一局打つ時間に充てることが出来ます。

次に気持ちの負担を減らすということですが、これは主に敗勢側のメリットです。

序盤や中盤にツブレてしまうと少なからず負けを意識します。
そのまま打ち続けるにしても相当な根気が必要です。楽観派の方もいますが(笑)

立て直せないと思ったら投了することで一旦区切りを付け、同時に気持ちもリセットすることが出来ます。
勝敗より気持ち優先のメリットですね。

中押しのデメリット

  • ヨセの経験を積むことが出来ない
  • 粘ることで手に入れられる勝利が手に入らない(敗勢側)

まずヨセの経験を積むことが出来ないというものがあります。

ヨセとは終盤~終局にかけて石の境界線をハッキリと定めるために打つもので、一局の仕上げにあたります。
このヨセは技術のあるなしで軽く30目くらいは損得の差を付けられてしまう部分なのです。

かなり大きいですよね。
そのためヨセに慣れているかどうかもとても大事な部分なのですが、中押しは大抵が序盤か中盤に起こるので、ヨセまで行かないことも。

次に敗勢側限定として、粘ることで手に入る可能性を自ら手放しているということです。

AI相手ではむずかしいかもしれませんが、人間相手であれば相手もミスをしますし敗勢でも逆転する可能性があります。
形勢がくるしいながらも粘り続け戦い続ければもしかしたら2割くらい勝てるかもしれません。

そういう勝利も必要だと考える方は、粘るほうが良いかもしれませんね。

中押しの語源について

中押しの語源は
「中」が途中を表し
「押し」が圧倒する・押し切るを表しているとされています。

途中で圧倒するから中押しと呼ばれているわけですね。

 

今回はここまで~

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