【コンピュータ囲碁】現代までの発展の歴史まとめ【現代強すぎw】

こんにちは!ひかるです。

コンピュータ囲碁はAI(人工知能)の技術開発に伴い、人間ではかなわないところまで強くなっています。
そんなコンピュータ囲碁も数年前までは人間を超えるためには十年はかかるだろうと言われていました。

ものすごい早さで進歩していますがどのような流れで今日最強まで登りつめたのでしょうか?

そんなコンピュータ囲碁、囲碁AIの歴史をたどっていきたいと思います!

【コンピュータ囲碁の年表】1960年代~2010年代

1960年代  アマチュアの38級くらい
・1968年に初のコンピュータ囲碁が発表された

1970年代  アマ15級くらい
・死活や石のつながりを認識するアルゴリズムの誕生

1980年代
・1984年に初めてのコンピュータ囲碁大会が開催される
・商用囲碁ソフトの販売開始

1990年代 アマ上級者くらい
・モンテカルロ法を応用したアルゴリズムを囲碁ソフトに導入

2000年代 アマ三~四段くらい

・モンテカルロ木探索が誕生し飛躍的に強くなる
・2008年にはプロ棋士に9子局で勝利

2010年代前半 アマ四~六段くらい

・小さい碁盤ではプロとほぼ同じと言われるほどになる
・日本でもプロ棋士との多くの対局が企画される

2010年代後半 トッププロレベルを超える

・ディープラーニングの技術を搭載したAI(人工知能)Alpha Goがプロ棋士に互先で勝利
・トップレベルのプロに互先で勝利

1960年代「強さ以前に囲碁が成立することが画期的」

1968年に発表された「Zobrist」は強さはアマチュア38級ほどだったようです。
38級というと大体ルールを覚えた初心者くらいです。

ちなみに級の範囲は昔から曖昧で、
38級~というところもあれば15級からというところもあり、場所によってかなり変わります。

強さがどうというより、囲碁が成立することが当時としては画期的でした。

1970年代「19路盤で打てるようになる」

1970年代に入ると石の活き死にを判断するアルゴリズムなど様々な技術が生まれました。

そして1979年についに19路盤で打つことができるソフトが誕生しました!
棋力はアマ15級程度。

ひかる

まだまだ可愛いレベルですね。

1980年代「初のコンピュータ囲碁世界大会が開催」

1980年代にはついに初のコンピュータ囲碁の世界大会「USENIX」が開催されるまでになりました。

1985年には台湾の実業家で囲碁ルール研究科の応昌期さんがING杯を設立。

ひかる

2000年までに互先で人間の名人に勝てば賞金4000万台湾ドル(大体1億4千万円)の賞金を出すとしていたようです。

1990年代「モンテカルロ法の応用アルゴリズムを導入」

モンテカルロ法Monte Carlo method, ) とは乱数を用いて数値計算などを行う手法のことです。

囲碁のソフトで簡単に表すと

  1. いくつかの候補をあげる
  2. その先のシュミレーションを沢山行う
  3. 一番効率の良い結果だったものを選択していく

という感じ。

ひかる

人間は経験を積むことで疑似的な②が可能ですが、コンピュータはその場でできるのが強みですね。

 

ちなみにそれまでのコンピュータ囲碁は、人間の思考に近い手法でした。

盤面がどのような状態なのかを評価し、そこから目的を決めて候補手を選んでいました。

または定石などのデータを活用し候補を決め、数手先を評価関数によって評価する「ゲーム木探索」が用いられていました。

しかし強さはアマチュアの上級者くらい。
モンテカルロ法を用いたコンピュータ囲碁はそれらよりさらに弱かったとされています。

しかしそのあと
モンテカルロ法とゲーム木探索が囲碁ソフトの強さを加速させることになります。

2000年代「技術の融合!モンテカルロ木探索」

モンテカルロ法とゲーム木探索の技術を使って
「モンテカルロ木探索」
という技術が生まれました。

これによりなんと格段に強さが向上!
アマチュアの有段者に劣らない強さを持つようになりました。

ひかる

僕もこの頃の市販ソフトと沢山打ちました!

2008年8月に行われたアメリカ碁コングレスでモンテカルロ木探索を搭載した「MoGo」が
9子局の置き碁ではじめて韓国のプロ棋士に勝利しました!

当時はプロ棋士を相手に9子局で勝つなんて夢の様な話でしたから、界隈では相当驚かれました。

2010年代前半「コンピュータが人に勝つのは10年後と予想」

2010年前半には日本でもプロ棋士とコンピュータ囲碁との対局が多く企画されました。

20014年に行われた対局のあと、対局者の張豊猷八段は
「小さい碁盤ではプロとコンピュータはほぼ互角だと思う」
と話していたそうです。

ただし、2014年の12月時点では、コンピュータが人に勝つのは10年かかると予想されていました。

2010年代後半「AI(人工知能)がトッププロを超える」

イギリスのGoogle DeepMind社(Googleの子会社)があるコンピュータ囲碁のソフトを開発しました。

名前を
「アルファ碁(AlphaGo)」
といいます。

そして2016年1月28日、囲碁の世界が震撼しました。
プロ棋士の樊麾二段と5局対局し、全勝したことがイギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載されたのです!

※樊麾二段は2013年から2015年まで欧州囲碁選手権を3連覇している実力者です。

コンピュータがプロ棋士に互先で勝利したのは史上初ですし、そもそも人を超えるのは10年かかると予想されていたのでその衝撃は囲碁界を驚かせました。

 

さらに!

2016年3月9日~15日の間、韓国囲碁界のトッププロ李世乭九段とアルファ碁が五番碁を打つことになりました。

李世乭九段も当初、会見ではまだまだ負けないと自信を見せていましたが結果はアルファ碁の4勝1敗という結果になりました。

ついに人間のトップ棋士がAIを用いたコンピュータ囲碁に超えられた瞬間が来たのです!

その後もAIは発展を続け、今ではプロ棋士もアマチュアもAIに習うほどになりました。

当ブログでも囲碁AIを用いた解説記事を書いているので参考にしてみてください!

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