最初は何路盤を使う？それぞれの特徴をまとめてみた！

こんにちは！ひかるです。
今回はお悩みや質問にお答えしていくコーナーです！

まず、初心者さんが対局をする際に多い質問
「最初は碁盤の大きさはどれが良いのか？」
についてお話ししたいと思います。

碁盤には大きさの種類がありまして、
当ブログでおなじみの9路盤、それより少し大きい13路盤、そして一番メジャーな19路盤、の三種類が代表的な大きさだと思います。

この質問の答えは、おそらく指導者の間でも様々な意見があると思います。
「A先生は9路盤をすすめてたけど、B先生は19路盤が良いと言っていて…」
という切実なお悩み相談をいただいたこともありました。

こういうことはまずハッキリしておいた方がいいので
僕が考えるオススメとその理由を先に書いておきますね。

囲碁をとりあえずお試しでやってみたいという方→9路盤、13路盤がオススメです。
短時間で何局もこなせますし、初心者が囲碁の楽しさの一部を体験するにはピッタリだと思うからです。
早く上達して上級者、あるいは有段者以上になりたいという方→19路盤をオススメしています。
上位の級や段を取得するのには19路盤で打てることが大前提に等しいので少しでも早く慣れようという理由です。

ただ、ご自身が一番打ってみたいと思う大きさでチャレンジしていただければそれが一番良いと考えているので
上記は参考程度にしてもらって、どの碁盤でもOKです！
もしそういう自分の希望がなくて迷っているのであれば是非この記事を読んでみてください！

ではそれぞれの特徴を解説していきます！

1 【9路盤】コンパクトでわかりやすい！
2 【13路盤】他所との連携を考える！
3 【19路盤】一番メジャーで既存のコンテンツも豊富！
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【9路盤】コンパクトでわかりやすい！

当ブログのルール説明でもよく登場してもらった9路盤がこれですね。
一局に用いる時間は大体2～10分くらいです。

9路盤の特徴は
・短い手数かつ短時間で終わる
・小さいので局面が認識しやすい
・戦いは起きても1～2か所
・地が数えやすい
・布石（序盤）が無い
等々…

つまりコンパクトなサイズなので
一局がすぐに終わるからお手軽だし局面が解りやすいから初心者にも慣れやすいという特徴がありますね！
多くの入門教室でも小さい利点を生かして9路盤（あるいはそれより小さな碁盤）を用いることが多いようです。
僕の入門教室でもよく用いています。

つまり

わかりやすさ重視の方にオススメ！

【13路盤】他所との連携を考える！

9路盤より少し大きい13路盤の登場です！
一局に用いる時間は大体10～30分くらいです。

13路盤の特徴としては
・布石の概念が少し入る
・辺のシマリ、ヒラキの独特な距離感（個人の感想）
・比較的短時間で様々な要素を用いる
・複数の場所の連携を考える
等々…

9路盤に比べるとサイズが増し、その分打つ場所も増え色々なところで戦いが起きたりします。
このサイズからは布石の概念も出現し、序盤の構想力や全体を見ながらそれらの連携を考えることも必要になってきます。
そう考えると難しく思われるかもしれませんが、碁の深い楽しさを味わえるのも大きな碁盤のメリットだと僕は考えています。

つまり