個別指導と囲碁教室の違いは?それぞれのメリットを知ろう!
こんにちは!ひかるです。
今回は僕の指導歴5年以上の経験をもとに
「囲碁の個別指導と囲碁教室の違いとそれぞれのメリット」
について紹介したいと思います!
とはいえ指導者の方針によって大きく変わる部分もあるでしょう。
この記事で取り上げたことが必ず当てはまるというものではないので、大まかな違いとして参考にしていただけると良いと思います。
それぞれにメリットがあるので、どちらが優れているというものではありません。
自分に合った学びの場選びに役立てば幸いです。
目次
囲碁の個別指導とは?
個別指導はマイナーなものを除き、大きく分けて二種類です。
①個人に合わせて対局や解説、添削などを行う指導
②対局と検討を行う指導碁(複数人の指導碁は除きます)
どちらも少人数制で行うところもあると思いますが、個別指導のメリットはこのようなものです。
・周りを気にせず質問できる
・自分に必要なレベルの指導をピンポイントで受けられる
・指導者が生徒の必要としているものをより理解し、活かしやすい
など
続いてはこれらのメリットについて説明していきます。
周りを気にせず質問できる
周りを気にしなくていいというのは個別指導の魅力の一つです。
複数人の教室では質問をしようとしたときに
レベルの低い質問したら周りの人に迷惑がかかるかも…
トンチンカンなことを聞いてしまっていたら恥ずかしい!
といった不安を持ってしまい、中々質問できないという方も多いです。
しかし個別指導なら安心!
生徒は自分だけですから(笑)
気兼ねなく質問することが出来ます!
あとに詳しく書いていますが、些細な疑問も指導者がその次も指導する上では貴重な情報です。
こういう情報がよりやり取りしやすいのも大きいと思います。
自分に必要なレベルの指導をピンポイントで受けられる
これは個人的には個別指導の一番のメリットじゃないかと考えています。
教室も、レベルごとに分けているところは多いと思いますが、個別指導は一人一人に合わせるのでそれ以上と言えるでしょう。
大盤解説などは複数人の教室の醍醐味の一つですが、自分に合った解説のみを行うわけではありません。ときには自分にとってむずかしい内容に踏み込み、ときには簡単すぎて眠くなったり(笑)
そういう経験をされた方もいると思います。
その点、個別指導は生徒一人のためだけに解説をします。
レベルやペースを合わせてくれるので、繰り返すうちに自分にぴったりな指導を受けられるでしょう!
指導者が生徒に必要なものをより理解し、活かしやすい
これは指導者目線での話ですが、生徒さんにも大きくかかわるものです。
僕自身、個別指導や極少人数の教室をいくつか持っていますが、
大人数で行う指導以上に生徒さんの考えや癖がより伝わりやすいです。
理由は単純で、話をする頻度や一人一人と対局する時間が大人数より必然的に多くなるので、より生徒さんのことを理解しやすい。
というものです。
これは単発ではなく複数回指導を受けようと考えている生徒さんからしたら、重要なポイントなのではないでしょうか。
指導者としても生徒さんの考えが深く伝わることで今後の課題を見つけやすく、次回の指導に活かしやすくなります!
個別指導はどうやって受けるの?
方法はいくつかあります。
当ブログでも囲碁の指導者を紹介しています。
こちらの記事からそれぞれの方へのお問い合わせ先も載せていますので、参考にしてみてください。
また、当ブログの管理人である僕も講師をしています。
指導も受け付けておりますので、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。
(2019年6月現在、複数の方からお申込み、9件ほどご予約いただきました。ありがとうございます!)
そのほかにプロの指導碁は日本棋院でほぼ毎日受付ているようです。
前月の15日前から予約を受け付けているので、こちらをお考えの方は予約をしておくと良いと思います。
囲碁教室とは?
囲碁教室とは多くの場合で複数人を対象とした囲碁講座や解説、指導をする場を指します。
大まかに初級クラスや中級クラス、上級、そして有段者、高段者といった、実力で教室を区分している場合が多いです。
そのほかには特殊な教室もあると思いますが、ここではメジャーな前者を取り上げていきます。
囲碁教室のメリットはこのようなものです。
・決まった曜日、時間にいつでも開講している
・同じような実力の生徒が集まりやすく仲間が増える
・やることはある程度パターン化しているので気楽に受けやすい
など
続いてはこれらのメリットについて説明していきます。
決まった曜日、時間にいつでも開講している
これは指導者次第では個別指導でも可能かもしれませんが、
予約などせずとも確実にその曜日、時間に開講している安心感は多くの囲碁教室の魅力です。
社会人の方で、土日など決まった曜日、時間しか空いていない人はこの点は重要ですよね。
また、振替制度や回数券制度などを取り入れている場も多くあります。
これらは決まった回数の内、その場のほかの教室も受けられるというシステムですね。
このような融通の利くシステムは、忙しい社会人、学生の味方と言えますね!
同じような実力の生徒が集まりやすく仲間が増える
仲間が見つかるという点は複数人で行う囲碁教室だからこその魅力でしょう!
一人で囲碁なんて不安だ…
先生と一対一なんて緊張しちゃう!
という方にとって誰かが一緒に同じことをしてくれるという安心感はとても大きなものです!
また、個人的には子供には(まずは)同年代の子が多くいる囲碁教室をおすすめしたいです。
囲碁を単純に楽しむのか、強くなりたいかは別として、多くの仲間と一緒に競い学ぶことはとても多いですし友達を増やせる可能性も高いです。
僕自身も子供教室を開いていたことがあります。
まだ囲碁教室に馴染んでない子でも友達がいることで安心感を、そして友達がいることで教室に行く気持ちも高まることが大きいと感じました。
これは大人にも言えることですね。
やることはある程度パターン化しているので気楽に受けやすい
これはもちろん、指導者によってある程度違うこともあると思います。
今回は、関東圏で僕が30くらいの囲碁教室を見てきた体験を踏まえてお伝えします。
基本的に囲碁教室の主な内容は
・問題解説
・棋譜解説
・対局や指導碁
の三つです。
それらを開講時間の前半後半などに分けて行っているところが多かったです。
例えば前半は問題を解いて解説をして、後半は対局してそれを大盤で解説するなどです。
そのような流れがパターン化されているので、やり方の大部分が急に変わったりすることもまずありません。
そのため決まったテンポで習いたい方におすすめですね!
おわりに
今回紹介したものは大まかな部分なので、それぞれの場所、指導者によって少し違ったり特色があったりということもあると思います。
細かい部分は実際に受講してみないとわからないことも多いですので、迷われている方はぜひ一度受けてみるのをおすすめします!
日本棋院の教室など体験受講の制度を設けている場所もあるので、そういうところは積極的に利用してみるのもいいでしょう!
今回はここまで~
人気ブログランキング投票
(クリックで投票します。よろしくお願いします!)
囲碁ランキング