心を揺さぶられないようにする対局中のボヤキ・強打対策!
こんにちは!ひかるです。
今回は
「対局相手のボヤキ・強打対策」
をテーマに書いていきます。
え?と思われた方もいるかもしれませんが、対局中に独り言(のように)しゃべる方は結構多いです。
囲碁のマナーをわかりやすく解説!でも触れましたが、過度なボヤキは相手の迷惑になってしまいます。
とはいえ悪気がなくても気づかないうちに出てしまう人もいますし、それで気を散らしてしまう人もいるでしょう。
僕もだいぶ悩まされてきました(笑)
もう一つ、相手が盤面に石を打つときに大きな音をだして
バチンッ!!
と打つ方も結構います。
これは昭和のころのプロの対局でもよくあったようですね。
最近は国際戦のマナーとして音を立てないことが広まっているようで、放映される国内戦でもあまり見かけなくなりました。
とはいえプロは勝負の世界に生きる分、多少のことではブレませんがアマチュアはそうもいきません。
気の弱い人や碁に自信が持てないという方ほど
この強打にひよってしまいます。
今回はそんなボヤキ・強打が気になってしまう人へ僕から対策をお伝えしたいと思います!
この記事は以下のようなお悩み解決のきっかけになると思います
- 対局相手のボヤキで気が散ってしまう
- 対局相手のバチンという強打でひよってしまう
おすすめの対策は「盤面を見続け考え続けること」
僕がおすすめする対策は一つ
盤面を見続け考え続けることです!
どういうことかというと
自分が打つときも相手が打つときも考えてるときも、そして相手がボヤいているときも常に碁盤を見てください。
これは盤外に意識を向けないための試みです。
盤面に意識を向け続けることで段々と周囲や聴覚に意識が向かわなくなります。
次に常に盤面で相手への反発や上回る手を探す気持ちを持つというものです。
相手がいつも負かされている碁仲間でも問答無用ですよ。
これは考えることに没頭する試みです。
常に盤面のことを考え続けることでボヤキや強打に怖気づかない手が打てるようになります。
僕が看破したときのコツは一手ごとに心の中で
「反撃できるか?相手の手より大きい手はどこだ?」と思うことです!
そしてこれを実行するとなんと盤外が気にならなくなるだけでなく、実力も上がりやすいです(笑)
一朝一夕ではどうにもならないので、普段から囲碁を打つときは盤面のみに集中してみると効果的です。
ボヤキには種類がある!?作為に気を付けよう
実はボヤキには種類があります。
僕は様々な碁会所に行きフリーで打つことが多かったのですが、本当に様々なボヤキがありました(笑)
・素直な感想がもれるボヤキ
・考えていることがもれているボヤキ
・地を数えている声がもれているボヤキ
この辺りは特に問題があるわけではありません。
しかし問題があるものもあります。
・相手を惑わす意図のあるボヤキ
ボヤキは人間がするものですから、どうしてもそこに作為が入る余地があります。
綺麗ごとばかり書いていては真実は伝わらないのでしっかり書いておきますね!(笑)
例えば盤面で何か狙いを持っているけど相手に気づかれそうだ…でも気づかれて守られたくない
そんな心理によってボヤキで
「まいったなぁ~やられたな~」
などと言って油断を誘うといった行為は人によって残念ながらあります。
油断して守らなかった場所にバシッと打たれたら「時すでに遅し」です。
僕自身も級位者だったころから何度かやられました(笑)
力が付いてくればむしろひっくり返せるのですが、記事を読んでいる方が同じ目に合わないことを願ってます。
プロレベルはわかりませんが、経験上、高齢者との対局などでは頻繁におこる印象があります。(個人の見解ですが)
また、盤面への強打も同じように音や迫力に圧されて引いてくれ、利いてくれという意味があることもあります。
個人的には盤外作戦は囲碁の要素として認めたくはないので肯定はしないでおきます。
これらの盤外作戦に引っかからないためにも、対策はしておきたいですね!
おわりに
最初に書いた通りですが、過度なボヤキは相手の迷惑になってしまいます。
強打も同じようにやりすぎはいけないと考えています。
しかしボヤキがその人のさがでどうにも自制できない、強打をしないと気合いが入らないなど、しない人には理解しがたくともやむを得ない理由もあります。
そういう場合はお互いの譲り合いが趣味としての囲碁だからこそできる線引きだと考えています。
色々と書きましたが、広い心を持って受け入れられるようになるのが究極の対策でしょう。
みなさんがトラブルになることなく囲碁を楽しめますように願っています。
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