院生時代のやらかし!?/Sakayaエピソード1
今回から、囲碁講師として活動するSakaya君にもブログ記事を書いてもらうことになりました!
Sakaya
Twitterはこちら
Youtube自己紹介動画はこちら
元院生。14歳で院生を辞め、囲碁プレイヤーとして活動しながら15歳から囲碁の指導も行う。
今まで3歳〜80代まで1000人以上指導。2021年から「1ヶ月囲碁プロジェクト」を開始し、生徒さんを1ヶ月で目標の棋力にさせるサポートを行っている。
囲碁のプロを目指すという、ほとんどの人が経験していない経験を積んだ彼が何を語るのか。ぜひ記事を読んでお楽しみください。
それではどうぞ!
こんにちはSakayaです。
私は囲碁のプロを目指すため、小学6年生から中学3年生まで日本棋院の院生に所属していました。当時の院生エピソードをお話ししたいと思います。
(13年前の為、記憶違いがあるかもしれませんが、ご了承下さい。)
日高屋
院生研修は基本土日に開催されており、9時半から17時半くらいまで対局が行われる。
その中に12時から13時まで昼休憩がある。
院生の人達はお弁当食べたり、棋院近くの吉野家やコンビニ、
または少し遠いが日高屋(中華料理屋)やマックに行くのが定番である。
当時、私とのちにプロとなるT君で
「次対局だから、一緒に日高屋でご飯を食べに行こう」
という話になった。
日高屋に到着して店内を見渡すと、店員が1人受付、1人調理という繁忙期に2人体制。
嫌な予感がしたが、まず注文受けるのに10分、料理が運ばれてくるのに30分近くかかり、かつ棋院まで往復10分はかかる為、急いで食べたが2人とも大遅刻した。
もちろん当時の師範に怒られて、絶望。
しかし、そこは気を取り直してT君と対局した。
そこで私がなぜか読み間違えてシチョウで取られるのに3回逃げるという、
院生としてはありえない大失態を冒し、
また絶望。
完全に負けを意識したが、T君も油断したのだろう。そこから必死に食らいついて何故か1目半勝ち。その日はいつも以上に疲れた1日であった。
遠い
院生仲間は東京出身の方が多かった。
当時私は千葉に住んでおり、棋院までの距離が遠く、仲間たちに「遠いわー」と寝てない自慢のような形で「遠い自慢」をしていた。
そう、痛い中学生である。
しかし、強烈な猛者が現れた。某タイトル挑戦者にもなるM君である。
たまたま市ヶ谷駅で遭遇し、親御さんと一緒に現れた。私は嬉々として「遠い自慢」をした。
「千葉で遠くてさ、片道電車賃千円もかかるよ」
M君は黙って切符を見せた。
「僕新幹線だよ。遠いから土曜日ホテルに泊まって日曜日も院生研修に行って、それから新幹線で帰るんだ」
私が閉口したのは言うまでもない。
【次の記事】
人気ブログランキング投票
(クリックで投票します。よろしくお願いします!)
囲碁ランキング
この記事は以下の担当で作成しています。
(執筆:Sakaya)
(編集:ひかる)